修士論文の初稿を一気に書き上げ、新年を地元宮城で迎えるために帰省。
今年もいろいろあったなあ。少しは成長できただろうか。
久しぶりの友人と再開。世相を反映するような世知辛い状況を生き抜く友人のために、何もしてやれない自分の無力さを呪う。苦しいけど、お互い精進しましょう。
とりあえず新年に向けて今のうちに充電しておこう。
なかなか手がつかない修論修正作業…
年明けから本気出す◎
2012年12月19日水曜日
Extensive Reading
最終ゼミを終え、東京都市大学の山崎朝子教授によるフォーラムに出席してきました。
テーマは多読 (extensive reading) についてでした。多読の目的や効果について、ご自身のdisertationや各国の先行研究から得られている知見を織り交ぜながら、初心者にも解り易いよう丁寧にお話されていました。個人的には先行研究のセクションについてもっと具体的なデータが欲しいと感じましたが、限られた時間の中で無駄を削ぎ落とし、有意義な発表の骨子をデザインするのは本当に大変なことであると感じました。先生は当日の朝に入念なリハーサルを行い、時間配分に合わせて内容を調整されていたようでした。かなり熟練したその道の専門家ですらそういった事前準備を怠ることはしないようです。思わず背筋が伸びるような思いでした。
graded readersのような多読教材を高等学校の文脈で扱うことは少し難があるかもしれませんが、生徒の熟達度に合わせた読解指導の一つとして、学級文庫の中に積極的によいものを取り入れていくことが望まれます。先生は講演の中で、全くそういった教材の設備がない学校で多読活動を一から始めるは、配本の交換時期等も考慮して、40人クラスで最低でも200冊を用意できるとよいとアドバイスされていました。長期的な視野に立つと少なくともその倍は必要になるかもしれません。学校との予算の兼ね合いもあるでしょうし、生徒の意欲にも大きく左右される活動であるとは思いますが、先行研究に裏付けられた多読の目的や背景をきちんとおさえた上で実践に活かすことで、総合的な英語力の伸長にも繋がることが期待されます。非常に参考になる有意義な講演でした。
テーマは多読 (extensive reading) についてでした。多読の目的や効果について、ご自身のdisertationや各国の先行研究から得られている知見を織り交ぜながら、初心者にも解り易いよう丁寧にお話されていました。個人的には先行研究のセクションについてもっと具体的なデータが欲しいと感じましたが、限られた時間の中で無駄を削ぎ落とし、有意義な発表の骨子をデザインするのは本当に大変なことであると感じました。先生は当日の朝に入念なリハーサルを行い、時間配分に合わせて内容を調整されていたようでした。かなり熟練したその道の専門家ですらそういった事前準備を怠ることはしないようです。思わず背筋が伸びるような思いでした。
graded readersのような多読教材を高等学校の文脈で扱うことは少し難があるかもしれませんが、生徒の熟達度に合わせた読解指導の一つとして、学級文庫の中に積極的によいものを取り入れていくことが望まれます。先生は講演の中で、全くそういった教材の設備がない学校で多読活動を一から始めるは、配本の交換時期等も考慮して、40人クラスで最低でも200冊を用意できるとよいとアドバイスされていました。長期的な視野に立つと少なくともその倍は必要になるかもしれません。学校との予算の兼ね合いもあるでしょうし、生徒の意欲にも大きく左右される活動であるとは思いますが、先行研究に裏付けられた多読の目的や背景をきちんとおさえた上で実践に活かすことで、総合的な英語力の伸長にも繋がることが期待されます。非常に参考になる有意義な講演でした。
MASTER KEATON
前々から見たいとは思っていたけど時間がとれなくて放置されていた…
浦沢直樹・勝鹿北星. (1998).『MASTERキートン』.小学館・バップ・NTV.
全39話のアニメ作品です。op, ed抜いて1話あたり約20分ですので、ちょうど13時間くらいこれに費やしたことになります。三日間かけて一気に鑑賞しました。
子どもの頃、本棚にぎっしりと入っていた漫画版の「MASTERキートン」は親父のものでした。他にも「MONSTER」や「パイナップルARMY」など、家には浦沢作品があふれていましたが、小学生の自分にとっては内容が高度でほとんど理解することができなかったのを覚えています。大学生になって、20世紀少年が爆発的なヒットを記録した際に、自分も流れに乗って浦沢作品に徐々に手を出すようになりました。しかしその頃は実家に帰っても、親父の本は既に売られて本棚から姿を消していました。それからコツコツと自分の手で買いなおしては夢中で読み漁りました。上記の3作品に加え、「YAWARA」や「HAPPY」なども全巻揃えました。今でもアニメ、漫画の作者で誰が好きかと尋ねられれば、自信を持って浦沢の名前を挙げます。
その中でも一番気に入っているのが「MASTERキートン」です。主人公の平賀・キートン・太一はロイズという世界的にも権威ある保険会社のオプ (operative) として、世界各国で起こる多様な事件の保険調査に携わります。しかし彼の本当にやりたいことはオックスフォード大学で専攻していた考古学で、遺跡発掘および考古学研究に従事することを目標に掲げ、保険の仕事の傍ら大学の非常勤講師の職にも就いています。なかなか常勤の研究職にありつくことができず、夢を成就させることができない主人公、また離婚した数学者である妻や、その間にできた娘百合子、女遊びが大好きな同じくバツイチの動物学教授の父など、主人公を取り巻く個性豊かな人間関係とそれを廻るドラマがこの作品の魅力の一つであると思います。キートンは元SASという特殊空挺部隊の曹長で、サバイバル技術の教官としての異色の経歴を持ちます。スペシャリストとしての経験や、考古学・世界史に通ずる幅広い知識が作品世界に奥行きを持たせると同時に、主人公の人間性の深さを見るものに印象付けさせます。
スーツを普段着に各国を飛び回る主人公。ドイツのデュッセルドルフやロシアのモスクワ、イギリスの湖水地方やフランスのブルゴーニュ地方、ギリシアのエーゲ海など、本作の舞台は多岐にわたり、自分もいつかは訪れてみたくなるような素敵な場所が浦沢の鮮やかなタッチで描かれます。漫画では表現されることのなかった色づかいの豊かさがアニメの魅力の一つであると思います。また、主人公役の声優を担当している井上倫宏もまさにはまり役といった感じで、キートンの人あたりのよさや知的で聡明、紳士的な声色がうまく表されていると感じました。なんといってもアニメ版の素晴らしいところはオープニングの「Railtown」という曲です。一度聞けば耳から離れません。音源が欲しい方はオリジナルサウンドトラックの一曲目、「キートン」をあたってみてください。なぜか曲名が地上波のエンドロールにあったものと変更されていますが、間違いありません。必聴です。
全作見ようとすると少々時間がかかってしまいますが…このアニメは自信を持っておススメできる素晴らしい作品です。
たまりにたまってしまった仕事を一つずつ片付けなくては…まずは明日に迫った修士論文口頭試問。一先ず大学院生としてここで一区切りつくので、しっかりやってこようと思います!
浦沢直樹・勝鹿北星. (1998).『MASTERキートン』.小学館・バップ・NTV.
| MASTERキートン File1 [DVD] (1999/12/22) 傷@島邦明 商品詳細を見る |
全39話のアニメ作品です。op, ed抜いて1話あたり約20分ですので、ちょうど13時間くらいこれに費やしたことになります。三日間かけて一気に鑑賞しました。
子どもの頃、本棚にぎっしりと入っていた漫画版の「MASTERキートン」は親父のものでした。他にも「MONSTER」や「パイナップルARMY」など、家には浦沢作品があふれていましたが、小学生の自分にとっては内容が高度でほとんど理解することができなかったのを覚えています。大学生になって、20世紀少年が爆発的なヒットを記録した際に、自分も流れに乗って浦沢作品に徐々に手を出すようになりました。しかしその頃は実家に帰っても、親父の本は既に売られて本棚から姿を消していました。それからコツコツと自分の手で買いなおしては夢中で読み漁りました。上記の3作品に加え、「YAWARA」や「HAPPY」なども全巻揃えました。今でもアニメ、漫画の作者で誰が好きかと尋ねられれば、自信を持って浦沢の名前を挙げます。
その中でも一番気に入っているのが「MASTERキートン」です。主人公の平賀・キートン・太一はロイズという世界的にも権威ある保険会社のオプ (operative) として、世界各国で起こる多様な事件の保険調査に携わります。しかし彼の本当にやりたいことはオックスフォード大学で専攻していた考古学で、遺跡発掘および考古学研究に従事することを目標に掲げ、保険の仕事の傍ら大学の非常勤講師の職にも就いています。なかなか常勤の研究職にありつくことができず、夢を成就させることができない主人公、また離婚した数学者である妻や、その間にできた娘百合子、女遊びが大好きな同じくバツイチの動物学教授の父など、主人公を取り巻く個性豊かな人間関係とそれを廻るドラマがこの作品の魅力の一つであると思います。キートンは元SASという特殊空挺部隊の曹長で、サバイバル技術の教官としての異色の経歴を持ちます。スペシャリストとしての経験や、考古学・世界史に通ずる幅広い知識が作品世界に奥行きを持たせると同時に、主人公の人間性の深さを見るものに印象付けさせます。
スーツを普段着に各国を飛び回る主人公。ドイツのデュッセルドルフやロシアのモスクワ、イギリスの湖水地方やフランスのブルゴーニュ地方、ギリシアのエーゲ海など、本作の舞台は多岐にわたり、自分もいつかは訪れてみたくなるような素敵な場所が浦沢の鮮やかなタッチで描かれます。漫画では表現されることのなかった色づかいの豊かさがアニメの魅力の一つであると思います。また、主人公役の声優を担当している井上倫宏もまさにはまり役といった感じで、キートンの人あたりのよさや知的で聡明、紳士的な声色がうまく表されていると感じました。なんといってもアニメ版の素晴らしいところはオープニングの「Railtown」という曲です。一度聞けば耳から離れません。音源が欲しい方はオリジナルサウンドトラックの一曲目、「キートン」をあたってみてください。なぜか曲名が地上波のエンドロールにあったものと変更されていますが、間違いありません。必聴です。
全作見ようとすると少々時間がかかってしまいますが…このアニメは自信を持っておススメできる素晴らしい作品です。
たまりにたまってしまった仕事を一つずつ片付けなくては…まずは明日に迫った修士論文口頭試問。一先ず大学院生としてここで一区切りつくので、しっかりやってこようと思います!
Apartment-Hunting
新居を求めて往復3時間の道程をひたすらに行き来する日々。
��軒程度不動産屋を廻ってやっと納得のいく物件に出会えました。
地元不動産の対応の仕方が自分には合わず、大手不動産にあたりました。
人生初の賃貸個人契約。だめもとで誠意をもって家賃交渉に挑みました。
結果、賃料月額2000円値引きしてもらえました!もともと礼金はなしだったのでこの下げはでかいです。
家賃を値切るのに抵抗があったのですが、友人からのアドバイスを活かしていい方向にもっていくことができました。言ってみるだけはタダですが、貸す側・仲介する側の文脈を考慮すると折れどころの見極めが難しいなあと感じました。また手札は少ないですが、こちら側から出せる最大のカード(即決の確約など)を提供して様子をみることが重要だと感じました。何よりも礼をつくすことが大切!
いい新生活のスタートを切れるように、これからの雑務をてきぱきと片付けていきたいと思います。
��軒程度不動産屋を廻ってやっと納得のいく物件に出会えました。
地元不動産の対応の仕方が自分には合わず、大手不動産にあたりました。
人生初の賃貸個人契約。だめもとで誠意をもって家賃交渉に挑みました。
結果、賃料月額2000円値引きしてもらえました!もともと礼金はなしだったのでこの下げはでかいです。
家賃を値切るのに抵抗があったのですが、友人からのアドバイスを活かしていい方向にもっていくことができました。言ってみるだけはタダですが、貸す側・仲介する側の文脈を考慮すると折れどころの見極めが難しいなあと感じました。また手札は少ないですが、こちら側から出せる最大のカード(即決の確約など)を提供して様子をみることが重要だと感じました。何よりも礼をつくすことが大切!
いい新生活のスタートを切れるように、これからの雑務をてきぱきと片付けていきたいと思います。
Teaching Experience
数時間前、非常勤先での最後の勤務を終えた。
振り返れば修士2年の4月からはや一年。
初めて飛び込んだ特殊な環境、修論執筆との二足のわらじに苦戦しながらも、なんとか無事勤務を終えることができた。
お世話になった英語科の先生方、ALT、トップの方々や生徒たちに挨拶をする度に、回顧的に自分を振り返るような感覚に陥った。
「与えられた環境下で自分の力を最大限発揮できただろうか?」
いつもこういった局面でこの発想が頭をよぎって、自分の力不足に顔をしかめることになる。恐らくこれからも自分が教職に就いている限りは何らかの形でこのフェーズを体感し続けるのだと思う。
最後の5分間は涙が出るのを必死で堪えた。さっきまで明るかった教室が暗い重苦しい雰囲気で満たされているのを感じた。涙もろい子は目に涙を浮かべていた。たった一年、週に一度あるかないかの関わりに涙してくれるくらいには素直な生徒たち。この学校の生徒はあらゆる場面で、本当に純粋だったと思う。感謝の気持ちも深くなる。
多くの学びがあったし、ここでしか経験できない教職があった。やりがいのある仕事だったと思う。振り返ればあの頃先輩からのオファーを引き受けて本当に正解だった。これから続くであろう教職の中でこの経験がどういった振る舞いを見せてくれるかまだ解らないけれど、これを糧に新しい環境へ再び飛び込んでいきたいと思う。
振り返れば修士2年の4月からはや一年。
初めて飛び込んだ特殊な環境、修論執筆との二足のわらじに苦戦しながらも、なんとか無事勤務を終えることができた。
お世話になった英語科の先生方、ALT、トップの方々や生徒たちに挨拶をする度に、回顧的に自分を振り返るような感覚に陥った。
「与えられた環境下で自分の力を最大限発揮できただろうか?」
いつもこういった局面でこの発想が頭をよぎって、自分の力不足に顔をしかめることになる。恐らくこれからも自分が教職に就いている限りは何らかの形でこのフェーズを体感し続けるのだと思う。
最後の5分間は涙が出るのを必死で堪えた。さっきまで明るかった教室が暗い重苦しい雰囲気で満たされているのを感じた。涙もろい子は目に涙を浮かべていた。たった一年、週に一度あるかないかの関わりに涙してくれるくらいには素直な生徒たち。この学校の生徒はあらゆる場面で、本当に純粋だったと思う。感謝の気持ちも深くなる。
多くの学びがあったし、ここでしか経験できない教職があった。やりがいのある仕事だったと思う。振り返ればあの頃先輩からのオファーを引き受けて本当に正解だった。これから続くであろう教職の中でこの経験がどういった振る舞いを見せてくれるかまだ解らないけれど、これを糧に新しい環境へ再び飛び込んでいきたいと思う。
Risk
一週間ほど前の 2011年3月11日14時46分、東北関東大震災 (東北地方太平洋沖地震) が発生。
被災者の方々のご冥福を心から祈る。
今後の人生の中でも大きな意味を持つであろう未曾有の危機が日本を襲った。
気象庁震度階級の最高位を占める最大震度7が宮城県で観測された。日々修正されていったマグニチュード9.0という数値がこの震災の規模に拍車をかける。
家族と連絡がとれない恐怖。友人知人の安否不明。津波。火事。余震。原発。計画停電。避難者。孤立者。帰宅困難者。高速道。一般道。水。ガス。電気。ガソリン。石油。灯油。医薬品。懐中電灯。ラジオ。食糧。
今まで見えてこなかったありとあらゆる危機が一気に姿を現す。国家の危機管理体制が問われ、個人のモラルや信条、citizenshipが見直される。
自らの危険を顧みず、現場の最前線で救援活動に尽力する陸・海・空自の方々、各国援助隊、ボランティア。最大400ミリシーベルトを観測する危機的状況の中、福島第一原発復旧作業に取り組む東電社員、消防庁、警視庁。
先の見えない真っ暗な最前線に飛び込んでいった人たちの姿や声を決して忘れたくない。
首都圏では集団心理が働いて不必要なガソリン、マスク、食糧、電池、ライトをめぐる買いだめが続き、最前線への供給を妨げる。心ない市民によるデマ情報やチェーンメールが横行し、情報に踊らされる市民が続出する中、昔ながらの方法でお隣さんと気持ち一つに結託してこの危機を乗り越えようとする戦争・関東大震災経験者たちの姿がある。リスク・マネジメントの在り方をもう一度考え直したい。
地球市民としての支援があった。Operation Tomodachi, G7協調の円高回避, クライストチャーチの危機に苦しむ中NZから駆け付けた救助隊。真っ先に駆けつけた隣国韓国の救助隊。 "Japan is not alone." "Pray for Japan" といった国境を越えて言葉、心が日本国を勇気づける。一人一人が日本国民としての誇り・情熱を持って自分にできることを精一杯やろうと励んでいる。節電節水・募金・思いやり。「困った時はお互い様」の日本文化のよさを改めて痛感させられる。
この危機から生まれた悲哀や憎悪の大きさはやりどころがなく計り知れないけれど、この危機を乗り切った先に希望を持って、わたしたちのこれからをよりよいものにしていく責任があると思う。そういった観点からもこの事象を経験し、この事象から学んだことを心に刻み大切にしたいものである。
被災者の方々のご冥福を心から祈る。
今後の人生の中でも大きな意味を持つであろう未曾有の危機が日本を襲った。
気象庁震度階級の最高位を占める最大震度7が宮城県で観測された。日々修正されていったマグニチュード9.0という数値がこの震災の規模に拍車をかける。
家族と連絡がとれない恐怖。友人知人の安否不明。津波。火事。余震。原発。計画停電。避難者。孤立者。帰宅困難者。高速道。一般道。水。ガス。電気。ガソリン。石油。灯油。医薬品。懐中電灯。ラジオ。食糧。
今まで見えてこなかったありとあらゆる危機が一気に姿を現す。国家の危機管理体制が問われ、個人のモラルや信条、citizenshipが見直される。
自らの危険を顧みず、現場の最前線で救援活動に尽力する陸・海・空自の方々、各国援助隊、ボランティア。最大400ミリシーベルトを観測する危機的状況の中、福島第一原発復旧作業に取り組む東電社員、消防庁、警視庁。
先の見えない真っ暗な最前線に飛び込んでいった人たちの姿や声を決して忘れたくない。
首都圏では集団心理が働いて不必要なガソリン、マスク、食糧、電池、ライトをめぐる買いだめが続き、最前線への供給を妨げる。心ない市民によるデマ情報やチェーンメールが横行し、情報に踊らされる市民が続出する中、昔ながらの方法でお隣さんと気持ち一つに結託してこの危機を乗り越えようとする戦争・関東大震災経験者たちの姿がある。リスク・マネジメントの在り方をもう一度考え直したい。
地球市民としての支援があった。Operation Tomodachi, G7協調の円高回避, クライストチャーチの危機に苦しむ中NZから駆け付けた救助隊。真っ先に駆けつけた隣国韓国の救助隊。 "Japan is not alone." "Pray for Japan" といった国境を越えて言葉、心が日本国を勇気づける。一人一人が日本国民としての誇り・情熱を持って自分にできることを精一杯やろうと励んでいる。節電節水・募金・思いやり。「困った時はお互い様」の日本文化のよさを改めて痛感させられる。
この危機から生まれた悲哀や憎悪の大きさはやりどころがなく計り知れないけれど、この危機を乗り切った先に希望を持って、わたしたちのこれからをよりよいものにしていく責任があると思う。そういった観点からもこの事象を経験し、この事象から学んだことを心に刻み大切にしたいものである。
DiTT
『第一回 デジタル教科書・教材 勉強会 in TOKYO』
に参加してきました。
会場となった東洋学園大学本郷キャンパスは東京ドームのすぐそば。
MM機器の取り揃えも素晴らしかったし、英語教育に特化した大学独自のプログラムを採用しているようで学園としての取り組みに非常に興味を持ちました。少人数クラスで少数精鋭のスタッフが相手してくれる。理想ですね。
勉強会自体は自分は午前の部で切り上げてしまったので消化不良…次の機会には是非最後まで。
今回の勉強会の主催はDiTT: Digital Textbook and Teaching 「デジタル教科書教材協議会」。同僚の先生に紹介されるまで恥ずかしながら全くその存在を知りませんでした。幹事会員には有名企業も賛同していて、勉強会当日にも多くの企業さんがみえていました。学習者用、指導者用のデジタル教材、タブレット型PCや最新の電子黒板に対応したポインターなど、展示説明があったので空き時間に見て回れたのがよかったですね。勤務先にも採用してほしいアイテムが何点かありました。時間が許せばもっと見ていたかったなぁ。
DiTTの謳い文句「2015年までにデジタル教科書・教材を日本のすべての小中学校に」が実現されるかどうか楽しみです。高等学校にもこの波が訪れて、英語教育の新たな可能性が広がることを期待しています。自分としては、デジタルの力を適所で使うことには大いに賛成なので、こういった方面の動きにも今後注目していきたいです。新しい教育の形に順応していくより、新しい在り方を常に考えられる教員でありたいと思います。
に参加してきました。
会場となった東洋学園大学本郷キャンパスは東京ドームのすぐそば。
MM機器の取り揃えも素晴らしかったし、英語教育に特化した大学独自のプログラムを採用しているようで学園としての取り組みに非常に興味を持ちました。少人数クラスで少数精鋭のスタッフが相手してくれる。理想ですね。
勉強会自体は自分は午前の部で切り上げてしまったので消化不良…次の機会には是非最後まで。
今回の勉強会の主催はDiTT: Digital Textbook and Teaching 「デジタル教科書教材協議会」。同僚の先生に紹介されるまで恥ずかしながら全くその存在を知りませんでした。幹事会員には有名企業も賛同していて、勉強会当日にも多くの企業さんがみえていました。学習者用、指導者用のデジタル教材、タブレット型PCや最新の電子黒板に対応したポインターなど、展示説明があったので空き時間に見て回れたのがよかったですね。勤務先にも採用してほしいアイテムが何点かありました。時間が許せばもっと見ていたかったなぁ。
DiTTの謳い文句「2015年までにデジタル教科書・教材を日本のすべての小中学校に」が実現されるかどうか楽しみです。高等学校にもこの波が訪れて、英語教育の新たな可能性が広がることを期待しています。自分としては、デジタルの力を適所で使うことには大いに賛成なので、こういった方面の動きにも今後注目していきたいです。新しい教育の形に順応していくより、新しい在り方を常に考えられる教員でありたいと思います。
Responsibility
今日、進級判定会議・職員会議後に来年度の人事配置についての発表があった。
来年度から学校の顔になるクラスの担任を任されることが決まった。
責任が肩に重くのしかかるのを感じると共に、新しい経験に飛び込む直前のワクワク感と期待とで複雑な心境だ。
業務の多忙化に翻弄されない自分を持って、とにかく一年を真っ当に乗り切ろうと思う。
来年度から学校の顔になるクラスの担任を任されることが決まった。
責任が肩に重くのしかかるのを感じると共に、新しい経験に飛び込む直前のワクワク感と期待とで複雑な心境だ。
業務の多忙化に翻弄されない自分を持って、とにかく一年を真っ当に乗り切ろうと思う。
KATE The 36th Annual Convention in Gunma
関東甲信越英語教育学会 第36回群馬研究大会に参加。
仕事の都合上初日のみの参加になってしまったのが残念。
会場の共愛学園前橋国際大学は初訪問。ミッション系のキャンパスはやっぱり雰囲気があって美しい。
研究発表を2本とポスターセッション、シンポジウムを拝聴。
特にシンポジウムでは来年4月から始まる、「英語の授業は英語で」の意義と展開について考えさせられた。
各学校の環境や生徒の実態を踏まえながらも、全体的には大きな流れに乗っていくのだろうなあと思う。
英語教育の発展と調和に貢献するためにも、目の前の生徒と向き合うのではなく、横に立ち、同じ視点で考える教育の在り方を考えていきたい。
仕事の都合上初日のみの参加になってしまったのが残念。
会場の共愛学園前橋国際大学は初訪問。ミッション系のキャンパスはやっぱり雰囲気があって美しい。
研究発表を2本とポスターセッション、シンポジウムを拝聴。
特にシンポジウムでは来年4月から始まる、「英語の授業は英語で」の意義と展開について考えさせられた。
各学校の環境や生徒の実態を踏まえながらも、全体的には大きな流れに乗っていくのだろうなあと思う。
英語教育の発展と調和に貢献するためにも、目の前の生徒と向き合うのではなく、横に立ち、同じ視点で考える教育の在り方を考えていきたい。
mistake or error
第17回関東地区高等学校英語教育研究協議会群馬大会@前橋市民文化会館 に参加。
朝一でリーディングの分科会に参加。
茨城の先生方の共同研究は、多様なproficiencyをもつ高校間における英語主導による実践記録で、中期にわたるサンプルとして大いに価値のある研究であり、参考になりました。
熟達度に応じたそれぞれの高校英語の担う役割があるなあと再確認させられました。
群馬の先生の発表は、いわゆる進学校における疑問文作成課題に関する実践でした。
より深い読解、とりわけ背景知識と統合させた高次処理を引き出すには効果的な指導法であり、具体的な手だてとして有益であると思いました。
自分の授業にもアレンジを加えて部分的に使用してみようかなと思います。生徒の発問作成においてはミステイク(単なる躓き)とエラー(規則性のあるコンスタントな誤り)を区別し、適切なフィードバックを与える必要があると思います。エラー訂正のタイミングとしては、コミュニケーションが成立している時点では介入せず、broke down が生じた場合には必ず手を入れるという助言もありました。
続いてスペシャルセミナーとして、吉田研作先生(上智大学教授)の「今後の日本の英語教育」についてのお話を拝聴。
多角的な視点から、実証的なデータを裏付けに日本人の英語力の向上が急務であることについて話をされました。氏の流暢な英語に胸襟を正さなくてはと感じた講演でした。大学入試制度に大きなメスを入れなければ真にコミュニカティブな英語教育の実践は現状成立しないのではと感じます。そういった意味ではTEAPのような入試形態の普及が今後進むにつれ、英語教育とその実践の真価を問われる日が今後来るかもしれません。期待大です。
続いて昼食を挟み、卯城祐司先生(筑波大学大学院教授)の「英語で英語を読む授業」についてのワークショップに参加。氏の話術に脱帽。あれだけ観客を飽きさせない技術は一体どうすれば身に付くのか。dictoglossやretellingをペアワーク形式で実践してみたり、新学習指導要領を踏まえ授業を変えていく際に私たちが考えねばならないことについていくつかの指標を与えていただきました。
新著も出たので必見です。
今回は関東ブロックの関係者にも会うことができ、実りの多い講習会でした。
次回も是非参加したいと思います。
朝一でリーディングの分科会に参加。
茨城の先生方の共同研究は、多様なproficiencyをもつ高校間における英語主導による実践記録で、中期にわたるサンプルとして大いに価値のある研究であり、参考になりました。
熟達度に応じたそれぞれの高校英語の担う役割があるなあと再確認させられました。
群馬の先生の発表は、いわゆる進学校における疑問文作成課題に関する実践でした。
より深い読解、とりわけ背景知識と統合させた高次処理を引き出すには効果的な指導法であり、具体的な手だてとして有益であると思いました。
自分の授業にもアレンジを加えて部分的に使用してみようかなと思います。生徒の発問作成においてはミステイク(単なる躓き)とエラー(規則性のあるコンスタントな誤り)を区別し、適切なフィードバックを与える必要があると思います。エラー訂正のタイミングとしては、コミュニケーションが成立している時点では介入せず、broke down が生じた場合には必ず手を入れるという助言もありました。
続いてスペシャルセミナーとして、吉田研作先生(上智大学教授)の「今後の日本の英語教育」についてのお話を拝聴。
多角的な視点から、実証的なデータを裏付けに日本人の英語力の向上が急務であることについて話をされました。氏の流暢な英語に胸襟を正さなくてはと感じた講演でした。大学入試制度に大きなメスを入れなければ真にコミュニカティブな英語教育の実践は現状成立しないのではと感じます。そういった意味ではTEAPのような入試形態の普及が今後進むにつれ、英語教育とその実践の真価を問われる日が今後来るかもしれません。期待大です。
続いて昼食を挟み、卯城祐司先生(筑波大学大学院教授)の「英語で英語を読む授業」についてのワークショップに参加。氏の話術に脱帽。あれだけ観客を飽きさせない技術は一体どうすれば身に付くのか。dictoglossやretellingをペアワーク形式で実践してみたり、新学習指導要領を踏まえ授業を変えていく際に私たちが考えねばならないことについていくつかの指標を与えていただきました。
新著も出たので必見です。
今回は関東ブロックの関係者にも会うことができ、実りの多い講習会でした。
次回も是非参加したいと思います。
go action
先日職員研修で復興教育支援事業の一環として東洋大学参与の川合正先生の講演を拝聴する機会があった。
講演の中で、興味深いテーマについて考えさせられた。先生は行動主義心理学における「意識が考え、無意識が応援するとき、人は行動を起こすことができる」という視座についてお話された。
確かに教育現場に携わっていると、生徒が真の意味で努力をする際には、必ず何らかの成果あるいは可能性を予感しているという感覚を何度も味わってきた。生徒たちにとって「収穫を予感させる授業」を実践していきたいとは思うけれども、その予感の背後にある生徒たちの自我を超えた無意識の存在を認めることが重要だと感じた。無意識的に成功体験の乏しい生徒は「どうせ自分には無理」「何をやってもできない」という思考が脳内を支配するかもしれない。あるいはその逆に自分の状況や環境を参照して成功例をカスタマイズし、「いける」と無意識が行動を助長するかもしれない。この無意識が親のコミュニケーション方略によって刷り込まれた手の着けようのないものである場合もあるから厄介だ。大切なのはindividual differenceを見極めること。その特性や行動特徴をつぶさに観察し、最良のフィードバックを思案し与えてやることだと再確認させられた。まずは目の前の生徒から臨床知を深めていきたいと思う。
講演の中で、興味深いテーマについて考えさせられた。先生は行動主義心理学における「意識が考え、無意識が応援するとき、人は行動を起こすことができる」という視座についてお話された。
確かに教育現場に携わっていると、生徒が真の意味で努力をする際には、必ず何らかの成果あるいは可能性を予感しているという感覚を何度も味わってきた。生徒たちにとって「収穫を予感させる授業」を実践していきたいとは思うけれども、その予感の背後にある生徒たちの自我を超えた無意識の存在を認めることが重要だと感じた。無意識的に成功体験の乏しい生徒は「どうせ自分には無理」「何をやってもできない」という思考が脳内を支配するかもしれない。あるいはその逆に自分の状況や環境を参照して成功例をカスタマイズし、「いける」と無意識が行動を助長するかもしれない。この無意識が親のコミュニケーション方略によって刷り込まれた手の着けようのないものである場合もあるから厄介だ。大切なのはindividual differenceを見極めること。その特性や行動特徴をつぶさに観察し、最良のフィードバックを思案し与えてやることだと再確認させられた。まずは目の前の生徒から臨床知を深めていきたいと思う。
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