2012年12月19日水曜日

Style

 修士論文提出の反動でものすごくゆったりとした生活をしているこの頃。
明日からまた気持ちを切り替えて動きださねば。買い物ついでに読書。以下気になったところをメモ。

 谷澤史子. (2006). 『仕事は見た目』. 東京: あさ出版.

仕事は見た目仕事は見た目
(2006/11/20)
谷澤 史子

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 特にプレゼン場面でのネクタイカラーの選択 というセクションから。ブルー系のネクタイは知性と冷静さを、赤系は内に潜む闘志と自信をアピールするのに役立つそう(pp. 179-180)。視覚的なものは見る人によっても異なると思うので一概にそうとは言い切れませんが、印象的な部分、大事だと思います。
 
 靴下はロングホーズのものを、色は基本のチャコールグレー・こげ茶・黒・紺の4色を常備して、スーツと靴、シャツの全体的なイメージに合わせてコーディネートするとよいそう。
 
 ベルトは黒かこげ茶のカーフ素材のものが無難。靴や鞄の色と合わせる。バックルの金属部はシルバーかゴールドにして、自分のイメージカラーに合わせるか、時計とコーディネートするとよい。


 スーツのタイプに関しては結局当たり前のことしか書かれていない印象を受けました。要は体のラインに合ったスーツで、発色に関してはTPOをわきまえて、といったところです。この仕事をしているとどうしても人の前に立って見られる機会が多いです。特に言語的、非言語的なコミュニケーションそのものを教材として扱う仕事なので、見る人にとってどのような表現が最適かを常に意識・検討することが大事だと思います。
 通勤から授業、帰宅まで、最悪の場合は家でもずっと同じジャージ一着で勝負するという教員も、自分が中学時代にはいました。子どもたちは教える側の身だしなみやスタイルから強い印象を受ける場合があります。教える側の気の持ちようや態度、姿勢・行動といった側面にも大きく影響を及ぼす要素だからです。授業や会議ではバシッと気の利いたスーツを、部活動や野外活動ではそれなりの動きやすい格好を、機能と状況に応じた着こなしができる人間でありたいものです。

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