2012年12月19日水曜日

Thinking

修士論文の修正作業に飽きて、ふっらと立ち寄った本屋で立ち読み。

この手の自己啓発本は普段は滅多に読まないのだけれど、専門分野以外のジャンルに手を出したい気分だったので読んでみました。


山崎将志. (2010).『残念な人の思考法』. 東京: 日本経済新聞出版社.

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
(2010/04/09)
山崎将志

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以下に目にとまった箇所をメモ。※記憶を頼りに書いてます、その点ご了承ください。


①「PREP論理術」
 いざという時に論理的な話し方が出来ない自分としては、ぜひ心がけたい話術。

Point [結論]
Reason [理由]
Example [具体例]
Point [結論]

 論理的に話すには、まず自分の主張を明確にします。続いてその主張を裏付ける根拠を提示します。さらに聞き手にとって説得力のあるよう、具体例を交えて主張を強化していきます。最後にもう一度結論を繰り返し強調します。

 この類の方法は、いろんな人がいろんな文脈で提案しているのをよく見かけますよね。ただ実際にものにするまで意識して使ってみたことはないかも。来る時にそれ相応の応対ができるよう、説得力のある話術を普段から心がけて身につけたいものですね。


②「SMARTの法則」
 組織あるいは個人レベルで、何らかの行動の変革をもたらす際に用いる指標のようです。

Specific [具体的である]
Measurable [測定可能である]
Agreed [納得している]
Realistic [実現可能である]
Timely [今やるべきことである、あるいは期限がある] 
 
 スマートという頭文字の組み合わせが何とも胡散臭いですが、何かアクションを起こしたいとき、短期でも長期でも具体的な実現目標を設定すべき時に、タスクの優先順位を決定していく過程の中で役に立ちそう。特に自分はわかり易いくらいに動機とマッチした場合にしかポテンシャルを発揮できないので、三番目の指標として挙げられてるAgreedに関しては重々検討していく必要がある気がする。ただ見極めるのは大変だなぁ… 自他共に納得できる仕事を自信を持ってやっていきたいです!


 自己啓発本、実際に自分の仕事に有効活用できるかどうかは怪しいですが、こういったジャンルのものも刺激的で勉強になります。機会を見つけて続けていけるといいな。

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